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●老後の資金とは、老後の生活費を助けるための貯蓄などを指すが、
家賃が不要な人ならば少額の年金だけで暮らせる筈で、 家賃の要る人や年金の無い人は遠慮しないで生活保護を受けるべきだと思う。 ![]() ●しかし、そもそもお金を貯めるという習性は、 冬眠に備えて食料を蓄えるという動物の働きとほぼ同じ本能的な作業である。 すなわち冬眠期間が無事に過ぎれば必ず目覚めると勝手に信じているから貯蓄を実行せずにはおれないのだ。 本能に深く刻まれた『恐怖』という名の脅迫観念が有無を言わさずそうさせるのだ。 ●私は別にお金を浪費しなさいと言っている訳ではない。老後のための予備費が無いのだ。 ●しかし、よくよく考えてみると、老後の予備費は生命保険会社が言うように数千万円も必要なのだろうか?本当にそんなに要るとは思えない。思いたくない。 ●私の場合、60歳からの厚生年金の比例報酬分?とやらが4万円あるらしい。私はその4万円だけで暮らせる方法を検討中なのだが、何とかなりそうな気がしている。 電気・ガス・水道料金が今の節約生活で1万円 食費が2万円 ガソリン代が7千円 で、合計3万7千円か・・・・・? ちょっと無理かな?まだまだ甘い予算組みなのだろう
その後のテキスト
このテキストは、株、為替、先物、競輪競馬、パチンコ等などのいわゆる『投機、バクチ』と名指しされる勝負に挑んでしまう羽目に陥り、その結果としてほんの僅かな儲けと多大な損失をこうむった数限りない人々へのメッセージとして書きました。 今の自分の居る位置を再認識する事で、少なくともかなりの精神的恨悔を空と化す手助けになると思われるからだ。もっと貧乏に耐えている人々もいるのだからあなたはまだましよ、などという世間一般の慰みの言葉などで癒されるほど投機で破産した人間の心の中は単純ではない。 ここでその理由を書いておこうと思う。 例えば、会社が倒産して無職になり困っているという人々も、離婚して多額の慰謝料をとられて家を売却しなくてはならなくなったという人々も、子供が難病になり多額の出費で貯金がゼロになってしまったという人々も、これらとこれらに類する人々に共通する一点は、その破綻の原因が外部の要因によるという点だ。極端な例を持ち出せば、日本が突然戦争を開始したとして、国民のお金も土地も財産もすべてを国が強制令で奪ったとしよう。すると、みんなが誰も彼もがスッテンテンになる。皆が平等にスッテンテンになった社会では何が起こるか? そう、友愛と助け合いが始まる。僅かな食べ物を分かち合うようにさえなる。一部のずる賢い人間たちはそんな社会の混乱の中で大儲けをたくらむが、ほとんどの人々は失った資産を嘆くことにうんざりし、現実の暮らしに邁進する。本題の、投機ですべてを失った人間の苦しみは、その原因が自分そのものの欲望と自分の冒した行動だからに過ぎない。もし、あの時、こうなっていたら、、、などと何度も自分の失敗を相手(バクチの気ままさ)のせいにして頭の中で繰り返し続け、だから自分が決して間違っていたのではなく、運が悪かったのだと思いたいからなのだ。しかし、結果として勝負に負けたのだが、負けとは認めたくない、すなわち自己の自尊心が勝負をした馬鹿な自分を許せないだけなのだ。 すべてを失ってしまった私は、少なくとも株と為替で預金のすべてを失くした時期の私は、後悔と二度と戻りはしないお金への執着を持ち続けていた。 ●死を恐れる自分から死を受け入れるのに1日から10日だそうだ。 自分が困ることに立ち向かうのではなく、それを正面から見つめ直すことで、ツッパリではない開き直りが可能となる。何度も苦しみは繰り返して起こるが、それはあたかも株や為替の上昇期の戻しのようなもので、何ヶ月間も経てば苦悩は既に普通に変化する。すなわち、困りごとなんぞは相対的な観念であると言えるのだ。「観念」とは人の心の中で生成された情報である以上、架空でもある。 ●すべてを失ってしまったと落胆の苦しみに喘いでいる人たちに声をかけよう。何もかもが崩れてしまったあなたに、それでも今残っているものを書き出してみましょう、と。錯乱したままの精神状態の中では物事の何一つも整理されて思考することなど出来ないのだから、紙に書き出すという行為は客観的に自分とその残された資産を認識するのにかなりの効果を発揮するのだ。芥川が「漠然とした不安」と呼んでそれへの恐怖から死を選んだが、この「漠然とした不安」は紙に書いても消化できないものだろうと思う。それは物理的なものすなわち資産とかお金とか幸福感とかみじめさとかの如く言葉゛では表現できないもの、すなわち人という生き物の中に根源的に棲息している本能とも呼べる空虚感なのだから。 ![]() ・むかしむかし、ある寺の門前にホームレスと見られる男が立っていた。近所の家々に立ち寄り、空腹を訴えたが誰もおにぎりひとつ与えなかった。 寺にたどり着いた男は力が尽き果てた。夕方になって寺の奥さまが男に気付き、破れ汚れた衣服にやつれた風情を見て、思わず慈悲の心が湧いた。 男をお風呂に入れ、食事を与え、一宿まで与えた。 男は涙し、震えながら奥様に手を合わせた。翌朝男は寺を出て、近くの公園で1日を過ごした。行く宛ても無い、家族も無い、金も技量も無い男だった。その日は空腹に耐えて眠った。 翌日、男は再び寺の門に立った。奥様はおにぎりを3個与えた。 その翌々日、奥様はおにぎりを2個与えた。 4度目の夕刻、奥様は1個のおにぎりを与え、男に言葉もかけずに立ち去った。 5度目の夜には、もう奥様は男に目もくれなかった。 ・このお話は何を言おうとしているのか。 たぶん3度目の頃には奥様の心から慈悲が消え、男に対する軽蔑と嫌悪を感じていたと思われる。 「仏の顔も三度」である。 どれだれ考えても、悪いのは男なのか奥様なのか分からない。不思議な物語だ。 ・私が言いたい事は、人に頼るな、である。所詮他人は他人以上でない。自然の摂理から言っても、自己を犠牲にして他に尽くすという行為は不自然な産物だ。 母の子に対する全霊の愛でさえ、自己愛の拡張なのだ。自己愛だったから、子が反抗するとがっくりする。自分の一部または自分の分身なとど考えたのが間違いだった。 人は父の種と母の卵で生命を授かるが、その本質は全く別の者だと考えるのが正しい。犬猫などが親子兄妹での生殖行動に出るのは特に異常ではない。血統的な劣性も彼らには理解出来ないが、本能的に遠くの相手を選ぶようだ。 ・武士は食わねどたか楊枝、がいい。仮面夫婦も、馴れ合い家族も、持ち合い友達もいいが、いつどんな些細な原因で垢の他人以上の他人になる。 自分の直感的な想いを信頼し、自分で道を決めるべきだ。上記のホームレスの男は人間として生きていないのでは。奥様は慈悲という仏の教えが経典の観念に過ぎないと知ったのだ。 ・次回は「坊主憎けりゃケサまで憎い」です。 ![]() 『前書き(ご注意)』 このブログは人生の分岐点で迷っている方々に向けて発信していますので、平凡で普通の生活を安易に送り、何の悩みも感じていない方はお読みにならない方がいいと考えます。 ・野生の王国について そもそも自然界は野生の王国で、肉体的な強者が弱者に勝ち、知的に巧みな者が利を得ます。我々の人間社会でも基本は全く同じです。昨今の政治と経済の状況変化は間違いなく弱肉強食へと戻りつつあります。 しかし残念ながら、我々のほとんどは野生の王国で生き延びる為の知恵と訓練を受けていません。それとは逆の教えに染められたと言う方が適切でしょう。 野生を失った我々に残された生き方は、たとえば勤め人であり、庶民と呼ばれる人であり、平和を好み穏便を尊び大きな変化を恐れる人々です。 ・上の写真を見て下さい。 いつも平穏で静かな里山の流れが、台風のせいだか地震のせいだか知りませんが、真っ赤な赤土に濁りました。 参りました。豊かな自然の河が一発で泥沼です。 思えば、私の人生も泥にまみれました。 転職、借金、離婚、世間にありふれた泥は、はた目で見るのと自分でかぶるのとでは大違いです。 苦難の時、私を支えたのは私でした。親族でも他人でもなく私自身でした。 このブログでくどい説明はしません。単純明快に書きます。 ・人生に迷ったら自分で決めよ、人に頼るな、三度目の正直だ。 で、次回は「三度目の正直」のお話を書きます。 ・参考 その後のテーマの予定は「坊主憎けりゃケサまで憎い」「恨みは根深い」「芥川の死の理由」「犬と猫の生き方」「捨てる勇気を持つ」「とにかく眠れや」「栄養不足で健康だ」「カネが無いのに車に乗るな」「株で簡単に稼いだ私」「転職のススメ」「借金癖の人々」「ただちに離婚せよ」「癌の宣告をどう受ける」「草喰う牛を見よ」「軽い人は幸せや」「貪欲な老後勤労者」「フリーターは大変だ」「いつでも夢を」「バイバイ・ラブ」「斉藤哲夫の歌」「坂口安吾」「支え合う二人」「老人施設よりも孤独死を選ぶ」など順不同にて書く予定です。
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